外壁塗装の塗り替えは10年を目安に!

あなたの家ではこんな症状がでていませんか?
そのままにしておくと、大掛かりな修理が必要となってしまうことになるかもしれません。早めにチェックしましょう。

塗装剥がれや外壁の割れ

よくある症状①

塗装剥がれや外壁の割れ

浸水による内壁の腐食

よくある症状②

浸水による内壁の腐食

屋根からの雨漏り

よくある症状③

屋根からの雨漏り

モルタル壁のメリットデメリット

モルタル壁材のヒビ割れ

外壁塗装は築8年から10年をすぎると急激に劣化がはじまります。
10年でメンテナンスするのと15年でメンテナンスするのでは、これから先のメンテナンス費用に大きな差が出ます。ずっと快適に住み続けるために適切な時期にメンテナンスすることが大切。

最近の新築住宅の多くは外壁に窯業系のサイディングボードが使われていますが、1990年より以前に建てられた住宅の外壁のほとんどはモルタルの外壁でした。強度や耐候性が高いモルタル外壁のメリットですが、防水性能が落ちるとダメージの進行が早いというデメリットもあり、避けられない症状として「ヒビ割れ」があります。この症状には、「経年劣化によるヒビ割れ」と「構造的なヒビ割れ」の2種類があります。

「経年劣化によるヒビ割れ」であれば再塗装の際に弾力性のある塗料を下塗り材として塗布し補修します。「構造的なヒビ割れ」は、地震や地盤沈下、繰り返される凍結と融解による温度変化など原因となり、柱や窓・ドアの付近で発生しやすく大きく深いのが特徴です。この場合はシーリングを充填してクラックを埋める処置が必要となります。

一般的にモルタル外壁は6年~10年に1度メンテナンスが必要と言われており、紫外線による経年劣化で外壁が色褪せたり、カビ・藻などの発生で外壁が汚れてくるとダメージのサインです。特に北側の壁面は湿気が溜まりやすいので注意が必要です。根付いたカビや藻は水洗いでは完全に除去することが難しく、専用の洗浄液で洗浄後、再塗装することが一般的です。

チョーキングは重要なサイン!

外壁に粉がつくチョーキング

サイディングやモルタル外壁も、新築後8年ほどでチョーキング現象が出てきます。
(外壁を触ると手にチョークのような粉が付くというもの)

紫外線や気温の変化、風雨から住まいを守る役割を果たす外壁や屋根は、過酷な環境下に長時間さらされ劣化します。外壁に塗装された塗膜の表面が劣化して粉状になってしまい、防水性や耐候性が落ち適切なタイミングで再塗装をしないとダメージが加速してしまいます。

チョーキング現象はとても重要なサインなのです。

外壁がダメージを受けると、剥がれや浮き、さらに下地材まで影響が出ることもあります。特に怖いのは防水性が損なわれること。外壁が雨水を吸収してしまうと、籠った湿気が家の構造体へダメージを与えてしまい、外壁を丸ごと剥がしてもう一度張り直すという大規模な工事が必要となります。

「外壁はダメージが浅いうちに対処する」いうのが大事です。チョーキング現象は劣化の初期症状だからと侮ってはいけないのです。

外壁塗装の効果について

風雨から外壁材を守る効果

なぜ外壁が塗装されているのか?それは外壁素材を守る保護膜として機能しています。車や船も塗装で守られているのと同じです。しかし、雨や風、紫外線は外壁や屋根の天敵。さらに近年では豪雨や猛暑の影響でさらに過酷な環境となっていおり、塗装の劣化速度が増すばかりです。
長くメンテナンスをせずにいると、外壁のヒビ・傷み・劣化を進行させてしまう可能性があります。そうして雨や湿気等が内部まで侵入し腐食してしまったり、シロアリが発生する可能性も。いざ塗り替えようと思った時には外壁材がボロボロで、塗装だけでは済まず大掛かりな工事が必要になってしいます。

家の外観を美しくする効果

例えば、車を1ヶ月洗車しなかったらどうなるでしょう?雨に打たれなくてもホコリや夜露で汚れが目立ってしまいますよね。外壁は、もっと過酷な環境にさらされるのに洗うことなどほとんどありません。新築時はあんなに白かったのに、いつの間にかくすんでいることに気づいた。毎日目にしているものだから気づきにくいものです。新築から5年もたてば汚れが目立つようになり、色あせや変色がおきます。
外壁塗装は、新築時と同じ輝きを取り戻すほか、違った雰囲気をかえることも可能です。家を建てる時、あんなに外観にこだわったのにキレイにしないなんてもったいないです。

光熱費を節約する効果

塗料と一言でいっても種類は多種多様です。アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・ラジカル・光触媒・セラミックなどがあり、塗料の種類によっては、特別な機能をもっています。たとえば、防水、防錆、防カビ、防汚、といった機能のほかに、最近では、抗菌、断熱、耐熱といった外壁塗装を塗布すれば、光熱費を節約することが可能になるものも存在します。
ただし、機能ばかりを優先してしまえば塗装本来の目的である外壁材の保護がおろそかになったり耐久性を期待できなくなってしまいます。適材適所+α効果で毎日を快適に過ごしていただけるようにご提案させていただきます。